ちょっとした感激で街は幸せになっていきます。今回はパン。フランス生まれのバゲット発で。ようやく事態に気付いた商店街の店主たち。驚き、首をかしげ、ついに反省。みなさん、何か大切なことを忘れてたみたい。そんなマーケティング(:お客様と働く人の幸せを目指す)の原点をこの作品は描いています。ストーリーに続く「個店応援な解説」もお楽しみに。合わせて読めば、「個店発展の五策」に近づけます。いざ実践へ。ストーリーの雰囲気(ある家庭の風景)そんなわけで、近所にバゲットのおいしいパン屋さんがあると… 勃発! おいしいパン屋さん発・バゲット・プチ・ブーム。各家庭で「今日はバゲットと何?大会」が頻繁に開催されるようになります。お父さんからの提案で、焼き鳥&バゲット、息子さんからの提案で、焼肉&バゲット、お母さんの提案は、エビチリ&バゲット。こんな調子で、いろいろ試します。すると、どれも、おいしかったりして。(こんな調子で、街の人は盛り上がっていきます。そして話の舞台は、注目のパン屋さんがある商店街へと移っていきます)個店応援な解説って?(なぜ個店?)このストーリーからの学びは、とくに個店の競争の仕方(:競争戦略とも言います)に効きます。ですから、そこに焦点を当てて解説しました。解説は、個店を取り巻く環境や具体的な応用例を交えた「どうすれば?」が中心。解説中に出てくる「個店発展の五策」はそのエッセンスです。シリーズ第3弾「心地よく学んでください」「学ぶ機会のバリアフリー」を目指す、新感覚のマーケティング電子書籍シリーズ marketing 1coin series の3作目です。今回は個店そして商店街に注目しました。こんな方に、とくにおすすめ個店を営む方、お店のスタッフさん、商店街を元気にしたい方、街を盛り上げたい方、街や地域のガイドさん、観光マーケティングやエリア・マーケティングをしたい方、小売業の競争にたずさわる方。著者はどんな人?矢嶋 剛 Yajima,Takeshi1965年生まれ。慶応義塾大学文学部・社会学研究科卒(修士)。青山学院大学経営学研究科卒(後期博士課程満期退学)。日経産業消費研究所で消費者行動、流通問題研究協会で流通システムを研究。2003年にブリッジQを起業。マーケティング・ベースに戦略共有のコンサルティング。2016年、マーケティング・ストーリーの執筆へ(矢嶋ストーリー、スタート!)。著書『マーケティングは正直バナナ』(矢嶋ストーリー)、『医薬品流通論』(東京大学出版会、共著)、論文『企業と消費者による文脈共有過程と需要創造』ほか。國學院大學・経済学部講師。この他に、作品ページ「矢嶋ストーリー パンで街を幸せに」で検索ください。