本書はタオルを扱っている専門店や百貨店、GMSなどの売場がMDを組み立てるときに作成するプランを紹介していますが、商品は[バスタオル,フェイスタオル,ハンドタオル]に絞っています。本書を読んで、[バスタオル,フェイスタオル,ハンドタオル]のプライスゾーンを決めます。[分類別の什器台数、棚段数]を決めます。商品1点のスペースを決め、[アイテム別展開数]、[アイテム別フェイス数]を算出します。[アイテム別展開型数]や[アイテムごとの関心度別型数]も決めます。それらの算出法も解説しています。プライスゾーンについては、例えばフェイスタオルのプライスゾーンを300円から2,000円、中心プライスは800円と決めました。ベターの価格帯は1,500~3,000円、モデレートは500円以上1,500円未満、バジェットは300円以上500円未満としました。大分類は、「エイジ」を重視したA案、「グレード(収入・価格帯)」を重視したB案の2つを紹介します。実践MDシリーズNo.38 【タオルのマーチャンダイジング】 目次CHAPTER1 ターゲットの設定CHAPTER2 プライスゾーン 1)[バスタオル,フェイスタオル,ハンドタオル]のプライスゾーン 2)[バスタオル,フェイスタオル,ハンドタオル]のグレード別プライスゾーンCHAPTER3 大・中・小分類を決める 1)A案:エイジを重視 2)B案:グレードを重視CHAPTER4 分類別売上予算CHAPTER5 アイテム別型数 1)分類別什器台数・棚段数 2)「単品」のアイテム別型数 1.商品1列のスペースを決める 2.アイテム別展開数 3.アイテム別フェイス数 4.アイテム別展開型数 3)「ベター」のブランド別アイテム別型数 1.アイテム別展開数 2.アイテム別在庫金額 4)「モデレート」のブランド別アイテム別型数 1.アイテム別展開数 2.アイテム別在庫金額 5)「ギフト」のブランド別アイテム別型数 1.ブランド別展開数 2.ブランド別在庫金額 CHAPTER6 関心度別型数 1)「単品」のアイテム別関心度別型数 2)「ベター」のアイテム別関心度別型数 3)「モデレート」のアイテム別関心度別型数 4)「ギフト」の関心度別展開数CHAPTER7 プライス別型数 1)「自家需要」のアイテム別型数 2)「自家需要」のプライス別アイテム別型数CHAPTER8 ターゲットと品揃えの整合性CHAPTER9 キャラクター性と売場作りの整合性CHAPTER10 バイヤーに不可欠な豊かな感性と科学的な思考とは 1)バイヤーには豊かな感性が必要 2)バイヤーには科学的な思考も不可欠 1.商品分類の決定は「科学」 2.データに基づいた需要の予測