洋食器売場を構成する商品は[洋食器、ガラス製品、金属食器(カトラリー)]です。本書を読んで、[洋食器,ガラス食器,カトラリー]のプライスゾーンを決めます。[棚段数]を売上に比例させて算出します。商品1点のスペースを決め、[アイテム別展開数]を算出します。アイテムごとの[プライス別型数]を決めます。「ベター」はブランドごとシリーズごとの[什器台数]、[棚段数]も算出します。それらの算出法も解説しています。プライスゾーンについては、例えば「洋食器」の「マグカップ」のプライスゾーンを300円から4,000円、中心プライスは1,000円、ベターの価格帯は2,000~5,000円、モデレートは800円以上2,000円未満、バジェットは300円以上800円未満などと決めます。大分類は「単品・コーディネート」を重視したA案と「グレード(収入,価格帯)」を重視したB案の2つを紹介します。実践MDシリーズNo.36 【洋食器のマーチャンダイジング】 目次CHAPTER1 ターゲットの設定CHAPTER2 プライスゾーン 1)洋食器のプライスゾーン 2)ガラス食器のプライスゾーン 3)カトラリーのプライスゾーンCHAPTER3 大・中・小分類を決める 1)A案:単品・コーディネートを重視 2)B案:グレードを重視CHAPTER4 分類別売上予算CHAPTER5 アイテム別型数 1)中分類「単品」のアイテム別型数 1.棚段数を売上に比例させて算出 2.商品1点のスペースを決める 3.アイテム別展開数を算出 2)中分類「コーディネート」のブランド別シリーズ数 1.棚段数の算出 2.アイテムごとの必要スペース 3.ブランド別シリーズ数 4.ランド別型数・シリーズ数 5.売上予算と仕入れ 3)中分類「ベター」のブランド別シリーズ数 1.棚段数の算出 2.ブランド別シリーズ数 3.ブランド別型数・シリーズ数 4.売上予算と仕入れ 4)中分類「ガラス」のアイテム別型数 1.棚段数の算出 2.アイテムごとの必要スペース 3.アイテム別展開数・型数を算出 5)中分類「カトラリー」のアイテム別型数 1.棚段数の算出 2.アイテムごとの必要スペース 3.アイテム別展開数・型数を算出CHAPTER6 関心度別型数・用途別型数 1)大分類「単品」のアイテム別柄別型数 2)大分類「コーディネート」のブランド別柄別シリーズ数 3)大分類「ベター」のブランド別柄別シリーズ数 4)大分類「ガラス」のアイテム別関心度別用途別型数 5)大分類「カトラリー」のアイテム別用途別型数CHAPTER7 プライス別型数 1)大分類「単品」のプライス別型数 1.マグカップのプライス別型数 2.マグカップのプライス別柄別型数 3.コーヒーカップ&ソーサーのプライス別型数 4.コーヒーカップ&ソーサーのプライス別柄別型数 5.皿のプライス別型数 2)大分類「ガラス食器」のプライス別型数 1.タンブラーのプライス別型数 2.タンブラーのプライス別容量別型数 3)大分類「カトラリー」のプライス別型数 1.スプーンのプライス別型数 2.スプーンのプライス別用途別型数CHAPTER8 ターゲットと品揃えの整合性 1)グレードの整合性をマグカップで確認する 2)グレードの整合性をコーヒーカップ&ソーサーで確認する 3)グレードの整合性を皿で確認する 4)グレードの整合性をタンブラーで確認する 5)グレードの整合性をスプーンで確認するCHAPTER9 キャラクター性と売場作りの整合性CHAPTER10 型数算出のイロハ1.売上予算から算出 1)取引条件を考慮しない例 2)委託条件で消化率を考慮した3つの例 3)買取条件でイニシャルオーダーを抑えた例2.什器台数から算出 1)パンスト売場の例 2)和食器売場の例CHAPTER11 バイヤーに不可欠な豊かな感性と科学的な思考とは 1)バイヤーには豊かな感性が必要 2)バイヤーには科学的な思考も不可欠 1.商品分類の決定は「科学」 2.データに基づいた需要の予測